既に終わってしまいましたが、先週の金曜日に東京都写真美術館へ行って参りました。行きはみなとみらい線・東横線・地下鉄日比谷線で恵比寿へ。入館して30分程度楽しんで、また湘南新宿ラインでとんぼ返りという忙しい状態でした。
ご存じの方には釈迦に説法ですが、マリオ・テスティーノという人はVOGUEなどでのファッション写真や、広告写真などを多く手がけてきた人です。今回展示されていた写真にも、ケイト・モス、ナオミ・キャンベルなどのモデルやストーンズなど有名どころのミュージシャンが被写体として取り上げられていました。
普段、横浜の写真ばかり載せている私ですが、本当は自然の写真を撮りたいという志向を持っています。それからすると、なおさら今回の写真展は好みと違うじゃないかと突っ込みを入れられた方、正解です。正直、行ってみてもあまり好みの写真が多かったとはいえません。
では、なぜ入館料を支払ってまで見に行ったか。
展示写真に何枚かダイアナ元皇太子妃の写真があったからです。撮影秘話がAERAの記事に載っていましたが、写真の中の彼女はとてもリラックスして魅力に満ちています。
離婚後の彼女に起きた変化を知っているためか、彼女に起きたその後の悲劇を知っているためか、はかなく、かつ、とても美しく見えました。
チャールズ皇太子の写真も別の所に1枚ありましたが、比べものになりません。
やはり、写真が見せてくれるのは物理的な光だけではないのでしょう。
もとより私程度のものが語る資格もありませんが、写真の力の一端を強烈に見せてくれた写真展でした。
思ったところがあったので、分かったようなことを書いてしまいましたが、自分で撮るばかりでなく写真を見に行くことも時には必要かな、と思った次第です。
というところでお休みなさい。もう限界です・・・。